J.マカヴォイ、D.ラドクリフ出演、そしてP.マグウィガン監督のVictor Franknenstein(原題)のシーン撮影が行われたDunnottar城レポート

*表記ゆれがあるのですがDunnottarはよく使われているダノター城としておきます。

(15年4月現在の)IMDBによれば、2015年9月に英国で公開と予定されている「Victor Frankenstein(原題)」。BBC SHERLOCKの人気エピソードを監督したポール・マグウィガンがメガホンをとり、ジェームズ・マカヴォイがフランケンシュタイン役、ダニエル・ラドクリフがアシスタントのイゴール役という豪華な顔ぶれの作品です。そのため撮影前から大変な話題となっていました。19世紀の作家メアリー・シェリーによるゴシック小説「フランケンシュタイン」をもとに数々の映画が制作されましたが、映画から誕生したキャラクター、イゴールが登場するということは、原作よりは映画シリーズをもとにしているようですよね。

脚本はマックス・ランディス。ホラー映画の巨匠ジョン・ランディスの息子で、18歳のときに傑作TVホラー・シリーズ「Masters of Horror」にて1エピソードを父と共同執筆したのがデビューという大注目の新鋭です。米2012年公開、日本2013年公開の「クロニクル」も執筆しています。現在、魅力的なプロジェクトがいくつも同時進行中の様子ですね。楽しみです。

そのVictor Frankensteinの撮影の一カ所である、スコットランドのアバディーンに近いDunnottar Castle (ダノター城)へ行って参りました。以下の写真をぜひご覧下さい。断崖絶壁にそびえたつ中世の城の跡。スコットランドらしいコロコロと変わる天候のおかげで、霧の立ちこめる荒涼とした古城の跡は、雲の間から日差しが顔を出すと一瞬にして顔色を変え、青く透明な海と緑の草地が鮮やかに目の前に広がります。まさに七変化の異世界。

城を支える荒々しい岩石は、この地域ではストーンヘイヴン特有といわれるレッドサンドストーンがベースだとか。波打ち際からアクセスできる洞窟から、億年の地質学の歴史を体感でき、まさに”圧倒”の一言です。

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海を越えればヨーロッパ大陸という海岸沿いにそびえ立つため、この地の歴史は非常に古く、キリスト教の布教の拠点の一つとなったり、海賊など外来の敵から狙われやすい場所となったり、歴史上重要な位置を占めています。95年度のアカデミー賞多数受賞のメル・ギブソン主演映画「ブレイヴハート」のおかげで世界的に有名になったスコットランドの武将ウイリアム・ウォレスともゆかりがあります。権力を持つマリシャル一族に属し、王族のイベント行事担当だったとか。17世紀のブリテン内の内戦中には、王家の宝冠や宝石類を隠し場所にもなりました。

数々の戦の舞台となり、数々の栄光の舞台にもなってきたダノター城。もし松尾芭蕉さんが観光シーズン中にここに来たら、”夏草や兵どもが夢の跡” と、同じことをつぶやいたのではないかと思いました。。。

【ツアー催行できます】お一人様65ポンドより(最低催行人数8名様)でエディンバラ発、シェイクスピア劇マクベスの舞台となったグラームス城経由ダノター城巡りツアーの催行が可能です。ご興味のある方はお気軽にcontact@geeksguidetoscotland.comへお問い合わせください。8人以下でご希望の方も、同行者を募るお手伝いをいたします。ダノター城の魅力をぜひ体験していただきたいです。

【モデル旅程】

8時20分 エディンバラ集合場所へ集合

8時30分   出発ー市内観光

10時30分 グラームス城到着 (見学およびランチ時間を含む)

13時00分 グラームス城出発

14時00分 ダノター城到着

15時30分 ダノター城出発

17時00分 エディンバラ到着 おさんぽツアー

18時15分〜30分 解散